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2017・05・25 国立能楽堂 5月企画公演の印象

25日、国立能楽堂で能、狂言を観る。狂言は茂山千五郎家の新作狂言で「ふろしき」能は喜多流の「綾鼓」で両方とも初めて観るもの。この日は「新作から古典 男心の内側へ」というタイトルが付けられている。綾鼓は男心がストレートという感じでふろしきは変化球という感じがした。

今回は狂言だけでなく能もあるので事前にストーリー等は少し勉強して観に行き場内でもパンフレットを買って「綾鼓」の部分を読む。

まずは狂言のふろしきでこれは古典落語にある「風呂敷」を狂言にしたもので千五郎家が平成8年に初演されたもの。パンフレットには演出のところに千之丞氏の名前が記載されている。今から21年前でこの頃から茂山家は新作狂言を積極的に作っていたという印象がありその全てを千之丞氏が演出していた感じ。現在は何人かの狂言方がそれぞれ新作を作って茂山家の新作狂言として演じられていて結構な数あるのではないでしょうか? このストーリーについては落語で似たようなものを聞いた感じがありなんとなく知っていた感じ。ただ落語の題が「風呂敷」というものであったのは今回初めて認識した。35分ぐらいの面白い狂言だと思う。ただ個人的にはこの作品と同じように落語から狂言になった「かけとり」が好きかな。まぁ「かけとり」は演じられるたびに進化しているようですが・・・。

綾鼓(あやのつつみ):今回この能を演じられたのが喜多流でもともとは喜多流にはない演目で昭和27年に宝生流より贈られたものを大幅に改訂して初演されたとの事。年に1~2回ぐらいしか能を観ていない私には少しもの足りないというか・・・華やかさはない能ですね。こうゆう能もあるのでしょうが・・・。通好みの能なのでしょか?ストーリー的にもなんか救いがないというか光明がない感じで・・・印象に残ったのが最初の臣下と庭掃きの老人の距離間ですね。老人が橋掛かりの端の方で臣下と距離がかなり離れていて・・・身分の差を強調しているような感じで・・・。あと気になったのが囃子方が元気すぎる感じで・・・時にはよーの声が邪魔に感じる事もあり。今まで心地よいと思った事はあったが・・・まぁ邪魔だと思ったのは一人だけですが・・・そうゆう能なんですかね。まぁ観る方(私)の能力が足りないのでそう感じたのかもしれません。

今回開演時間が18時30分からという事で夜という事で・・・狂言はともかく能は昼間観る方が観客が疲れていなくて集中できていいのかなという気がした。夜というか夕方ぐらいだと1日の疲れが出てくるというか・・・まぁ平日だと客が集まれるのがこの時間だとは分かるのだが・・・。そんな事を感じました。

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