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2016.07.10横浜狂言堂の印象

10日、横浜能楽堂で横浜狂言堂をを観る。これは横浜能楽堂が勝手に毎月第2日曜日を狂言の日と決めて狂言の会をやっているもので以前は横浜狂言堂とは言ってなかったと思う。普及公演だったかな?そんな感じだったと思う。内容としては狂言を2曲演じられその解説が狂言方(狂言師)によって行われるというもの。今月は山本東次郎家による狂言で演目は「寝音曲」と「蜘盗人」の2曲。

ほとんどの場合、先にお話(解説)でその後狂言が演じられるのだが東次郎家の場合お話は後で先に狂言が演じられる。

寝音曲:この狂言は何度か観たことのある狂言で4世茂山千作が太郎冠者・2世茂山千之丞が主人をやっているDVDを持っていてそれを何十回も観ている狂言。則俊氏の声が良い。本当に身体を横にしてあれだけの声が出るのはすごいとしか言いようがない。今回のものとDVDを見比べて見たが酒を飲み終わるところまでが本当にそっくりで・・・同じ大蔵流なので当然かも知れないが・・・太郎冠者が飲んだ酒の盃の扱い方までそっくりで・・・最後主人に盃を返す時の動きは違いましたが・・・膝枕で謡う1曲目は曲が違っていて・・・2曲目は同じだったが立ち上がるタイミングや酔い加減などかなり違っている感じで・・・15分程度で終わってしまう狂言でストーリー的に笑える狂言。本当にドリフのコント的な感じがする。若い人はドリフが分からないようで・・・ドリフ(ドリフターズ)

蜘盗人:この曲はあまり観たことのない曲です。1度だけ2年半前に麻生文化センターでやはり山本家のものを観ている。この狂言は頻繁にやる狂言ではない狂言だと思う。中々面白いストーリーで蜘盗人という演目だが蜘や蜘の精は出て来ない。蜘蛛の巣の作りものが置かれる。きれいな狂言ですね。いたずらやからかうという事がなく進んでいく狂言。他の家のものも観てみたいという狂言です。

狂言終了後、東次郎氏のお話。今日演じた狂言の説明とボードを使って大蔵流の習いの分類の話。昔は習いによっては習ったものは許可なく演じない・他人には教えないという事を書いて提出したとの事。今でも山本家にはその提出された書類が残っているとの事。あと今日使った肩衣(衣装で太郎冠者などが着ているもの)を詳しく見せてくれる。寝音曲の時に太郎冠者が着ていた肩衣が着ている時は扇子は分かったが下に描かれていたものが徳利と盃というのは分からなかった。最後に東次郎氏が小舞を舞う。これは横浜能楽堂の20周年記念の先月東次郎氏が横浜市歌の詩を使って小舞をつくって舞ったものの再現との事。人間国宝がつくったオリジナルの小舞。3分半程度も舞いだったが擂り足のスピードの速さと力強さそして上半身の動きの機敏さそれに扇子・身体全体が流れるように美しい。やっぱりすごいと思う。これだけ動ける79歳っていないですよ。手術後本当に元気になったという感じがするのは私だけではないと思う。

やっぱこれ2000円で観られるというのはすごいリーズナブルだと改めて思う私。

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