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2016・02・20 横浜能楽堂 武悪・仲光の印象

20日横浜能楽堂で能・狂言を観る。これは横浜能楽堂の企画公演で「生と死のドラマ」と題したものの一つで全体では4回公演が行われている。この日は「忠」と「情」の選択ということで狂言の「武悪」と能の「仲光」が演じられる。武悪は山本東次郎氏が主で能の仲光は野村四郎氏が仲光という事で・・・武悪は狂言の中でも私が一番好きな狂言でしかも東次郎氏が主、仲光は昨年の夏ごろこの本

20160221_002 を読んで一度はこの人の能を観てみたいと思っていた野村四郎氏がシテ(仲光)という事で・・・。

まずは講演という事で西村春雄氏の話がある。武悪については虎明本にある文から武悪は主人に内緒で土地を持って開墾していた為、成敗するにまでいたっていて黙って休んでいることが原因で成敗ということにいたったわけではないという話などをしていた。仲光については今回予定では愁傷之舞という演出でやる予定だったがもっと昔にやっていた演出、古演出による試演でやってみるとの事。現在やられているものと一番違うところは現在は祝の舞を仲光が舞っているがそれを美女丸が舞うというところ・・・これを聞いてきる時はそうかと流していたのだが・・・という事は仲光(シテ)の見せ場が一つ無くなってしまうという事・・・実際にこの日舞ったのは子方で野村四郎氏が舞う事はなかった。うーん確かにそれも悪くはないんだけど四郎氏の舞を観てみたかったというのが本音で、もし今回そういう「古演出による試演」にするならば初めから計画に組み込んでおくべきでそれができないのであればこの回は見送り次回初めからその演出でやりますといってやるべきだと思うが。

武悪:約1時間の狂言でやっぱり武悪は良い、好きです。東次郎家のテンポも良いし動きも機敏で能舞台いっぱいに幕の手前まで使っていて・・・主人が太郎冠者に渡した刀かなり長いものだった。武悪が覚悟を決めて太郎冠者に「切りおれやい」というときの動きすごいですよね。魚はカワウオでこれが基本なのかもしれない。本当に良い狂言でした。

仲光:狂言はよく観ているが能は年間に数回しか観ないので・・・「仲光」を見るのは初めてでストーリー等は予習していった。物語りが進んていくうちにわかんなくなっても雰囲気や野村四郎氏の舞いだけでも楽しめればいいかなという気でいた・・・四郎氏の舞はなかったが・・・なんとかストーリーは最後までついていけた。これができた当時の考え方としてはどうなんだろうと思うところはある。これに似たストーリーでは私が観た事があるものでは歌舞伎の寺子屋があるがあれは江戸時代にできたもので大衆演劇なので家臣が主君の子供の為に自分の子供の命を殺めるということがあれば家臣が悲しむのが自然でそれが絵にはなるのはわかるのだが・・・。能は武家・公家のもの・・・美女丸が舞い終わってからの仲光の悲しみ方というのはどうなんだろう?そのまま受け入れられたんだろうか反感をもって見られていたんだろうか?そもそもあのあの演出は現在の演出なのか?古演出によるものなのか?いろんな事で整理ができない感じ。知識が物語りについていってないです。まぁ何にしても良いものを観た事には間違いないというのは確かです。

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