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蝋燭の灯りによる狂言の印象

昨日、国立能楽堂で蝋燭の灯りによる狂言を観てきた。蝋燭灯りによる狂言を観るのは2回目なはず・・・以前の1回はかなり昔になるが観たのは覚えている。

国立能楽堂の今月の特集は「鬼の世界」という事で昨日も鬼に関係する狂言が2番と蝋燭狂言という事で暗いということで暗闇に関係があるものが1番の3番が演じられた。

まずは開演前に紋付袴姿の若い男女数名が蝋燭に火をともす。薪能なので行われる火入れ式みたいなものはなく坦々と行われ開演3分ぐらい前から徐々に照明の明かりを暗くしていって開演時には蝋燭の灯りだけになるようにする。

20141127_02020141127_021 こんな感じで蝋燭が立っている。これは公演前に撮った写真でこちらが

20141127_026 休憩中に撮ったもの。

一曲目は「杭か人か」三宅右近家による狂言。杭か人かは観た事のある狂言で最後のオチも知っていたが三宅右近家の狂言を観るのが初めてで・・・しばらくの間活動できなかったのかな?しなかったのか?ここ最近はよく活動されているようであっちこっちでそれなりに三宅右近氏の名前を見かける。これといって特徴はないのだが太郎冠者(右近氏)の横になりながらの謡はすごいなと思った。最後の場面は闇の中という事で蝋燭灯りによる狂言にはぴったりかなと思う。

2曲目は茂山家による「鬼の継子」この鬼の継子は今月の9日に山本家のものを観たばかりで・・・それまでこの狂言観た事がなかったのだが・・・結構こうゆう事多い。それまで1度も観た事がなかっった狂言を1度観るとすぐに又その狂言を観ることになる。山本家のものと細かいとこころで違っていてオチが少し違っていて・・・その辺は違った本を使っているのかなという感じ。茂山家は子供の代わりに着物を鬼に担がせる。山本家は子供食べようとした鬼から奪い取る感じで・・・まぁ最後の最後は変わらないのだが。あきら氏が出て来で発した1言でさっきの狂言とは別世界だというような何だろう鋭いというか絞れ輝いている声が印象に残る。

休憩があり素囃子「早笛」・・・2分ぐらい?本当にあっという間で・・・スカッとするような音を聞いて3曲目が始まる。まず主(則俊氏)の名乗りで始まるのだが・・・前の2番にはない山本家独特のテンポ・リズムがあり、あぁ良いなと思う。それから太郎冠者(東次郎氏)の肩衣、白地に黒の鬼が描かれたも(多分鬼瓦)の蝋燭の灯りには映える感じあり。映えるといっても蝋燭灯りなので細部ははっきりせず・・・鬼瓦だったと思うのだが・・・隣の席の人がオペラグラスを持っていて・・・始まる前は能楽堂の広さでオペラグラスは要らないと思ったいたのだが「あ・こうゆう事なんだ」と気が付く。面白い狂言でした。多分東次郎氏と則俊氏の狂言でのやりとりが今現存する狂言方の中で最高峰だと私は勝手に思ってます。私の場合当然全ての家の全ての組み合わせを観ているわけではないので・・・特に人気の萬斎氏などはここ何年間観ていないので万作氏とのやりとりなど観ていないしたいした数の狂言を観ているわけではないので・・・あくまで私が勝手に思っているだけなので・・・。ちなみに私の観た事のあるやりとりで最高だと思っているのは今から15年ぐらい前の4世千作と2世千之丞ですね・・・今ではDVDでしか観れないですが・・・何にしても観れる時に東次郎氏・則俊氏のやりとりは見ておいた方が良いと思います。お勧めです。

以上・思った事を書いてみました。

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