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2014.11.09 横浜狂言堂の印象

9日横浜狂言堂を観に横浜能楽堂に行く。毎月第2日曜日は横浜能楽堂が勝手に決めた狂言の日という事で毎月横浜狂言堂をいうものが開催されている。ほぼ毎月行っているのだが先月は野村萬歳さんが出演するということで・・・いつものようにチケットを買おうと思っていたらすでに売れ切れていて来ていないので2ヶ月ぶりとなる。

今回は山本東次郎家の狂言で「文相撲」と「鬼継子」という狂言。文相撲は何回か観たことのある狂言で鬼継子を観るのは初めてだがこの日一番印象に残ったのは公演後にあった東次郎氏による小舞「雪逍遥」だった。

文相撲:狂言で相撲という言葉が曲名になっているのが蚊相撲・文相撲・鼻取相撲・唐(唐人)相撲の4曲だと思う。このうち唐相撲は狂言としては異例の出演者数で40人(それより少ない数で演じられることもある)で狂言の中では特別なもの。あとの3曲は新参者と大名が相撲を取るというもので大雑把なストーリーはそっくりで・・・蚊相撲は蚊の精が出てきて文相撲は相撲の虎の巻(マニュアル?)が出て来て鼻取り相撲は鼻を防護するかわらが出てくる。今回は文相撲。50分ぐらいの曲で面白い。最初の太郎冠者と大名のやりとりで山本家独特の声のリズムや伸びを聞いてやはりすごいと思ったが新参者の則孝氏が出て来て声を出すとまた一段と良い声で・・・声聞いているだけで心地良い。すり足のスピード動きのキレどれをとっても綺麗でいいな~と思える。蚊相撲・文相撲は何度か観た事があるがあまり鼻取相撲は演じられていないようで私は茂山家のものを1回観ただけで機会があれば山本家の鼻取相撲を観てみたいなと思った。

鬼継子:この狂言を観るのは初めて。う~ん最後はどう解釈すべきか・・・やはり女は強いという解釈でよいのか?20分ぐらいの狂言で結構不思議な狂言ですね。最後に鬼が遣っ付けられるわけではないし・・・鬼は子供をかわいがろうとするが食べたくなってしまう。面白いストーリーである事は間違いないのだがあんまり笑えるところがないような感じがする。

2曲終了後に山本東次郎氏がこの日の狂言の解説がありその後、狂言小舞を舞う。今回舞ったのが「雪逍遥」(ゆきしょうよう)という新作小舞。今まで新作能や新作狂言というものは観た事があるが新作の小舞というのは初めて。解説などによると国立能楽堂が今年の古典の日記念公演で「雪」という事をテーマにして東次郎氏に小舞を一曲舞ってほしいという事で依頼されたようで従来の小舞では「雪山」という小舞しかなく雪山では1分半ほどの舞いで終わってしまう為に今回新しく作ったとの事。ちなみにこの依頼は野村万作氏にもいっていたようで同じ日(10月31日)の古典の日記念公演で新作小舞「雪づくし」を舞っている。(注:古典の日は11月1日で平成24年8月に参議院で可決で法制化されているので勝手に決めたわけではない)すばらしい謡と舞でした。小道具(弓矢)を取り入れたもので・・・家に帰って山本家の小舞のDVD観なおしてしまった。いいよね~他の家の小舞を観る機会がほとんどないので・・・貴重だよな毎回のように小舞をやってくれるのは・・・。

14時~16時まで休憩時間15分。充実した内容だった気がする。これがニコニコ動画で無料で観れるというのもすごいと思う。あんまり画像は良くないのがネックだが・・・。

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