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2014・05・11 横浜狂言堂の印象

11日、横浜狂言堂に行く。今回は野村万蔵家の狂言2曲で「杭か人か」と「鎌腹」この2つの狂言の共通点としてはシテ(主役)が一人で演技している時間が長いという事というのを解説の小笠原氏が言っていた。解説は能舞台の話、屋根があるのはもともと野外でやっていった名残という事。鏡板の松の絵は全国何処にでも生息している木で縁起も良いというような話と。この日演じられる2曲の事。「杭か人か」は和泉流のみのにある専有曲である事とストーリーとこの中で太郎冠者が謡っている謡が能の三井寺のものである事など。「腹鎌」はストーリーと和泉流と大蔵流ではストーリーが違ってくるという事を話されていたと思う。

杭か人か:この狂言を観るのはかなり久しぶりで・・・やはり万蔵家のものを観ているようだが7~8年以上前の話で・・・その時のことはあまり覚えていない。主人と太郎冠者2人のみ出てくるもので臆病でサボり癖がある太郎冠者と主人という典型的な狂言ではあるが解説にあったように太郎冠者が一人で演じている時間が長い。この日実際に25分ぐらいの狂言だったが20分ぐらいは太郎冠者一人で演じている。その中には寝ながら(側臥位)謡を謡うという場面も出てくる。今回、太郎冠者をやったのが万蔵氏で寝ながらでも声が良く聞こえていて・・・まぁ最後のオチは覚えていたがやはり笑えた。

腹鎌:何度か観たことのある狂言だが解説にもあったように和泉流・大蔵流によって違っている狂言。過去に観たことのあったのは茂山家と山本家のもので大蔵流。今回初めて和泉流のものを観る。この狂言以前山本家のものを観た時に山本家だけでも最後の方については演出の仕方が2通りあるという話しを聞いた事のある狂言。なぜ何通りあるかといえば台本が何個かあるからで・・・大蔵流だったら「虎明本」であったり「虎清本」であったり山本家であれば「山本東本」であったり和泉流であれば「六義」や「雲形本」であったり「三宅本」であったり・・・この辺の台本については私は研究者でも演技者でもないので見たことも読んだことありませんが・・・。

今回の鎌腹は前半すごく盛り上がって後半盛り上が少ないというように感じる。多分山本家のものを観たことがなければそれは感じなかったかも知れないが今回のものは後半が太郎(主役の名前)一人で演じられていて女房が再度出てくるというところがないので・・・2人と1人ではやっぱり2人の方が面白くできる感じがする。なんにしても他の家の「鎌腹」も観てみたいと思ったのは間違いない。

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