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2013.05.12 横浜狂言堂の印象

12日、横浜狂言堂という事で横浜能楽堂に行く。前日に慣れていないビジネスホテルに泊まりあまり眠れずに寝不足という感じだった。

今回の狂言は野村万蔵家による狂言。

樋の酒:この狂言は何度か観たことのある狂言。私の記憶だと太郎冠者と次郎冠者それぞれ酒蔵・米蔵に閉じ込められるという内容でどちらかの冠者が主人は下戸だと思っていてそちらを酒蔵に閉じ込めたという内容だった。万蔵家のものは主人にそれぞれの蔵の留守番を言いつけているだけで自由に酒蔵に出入りができる環境である。実際に狂言の後半太郎冠者と次郎冠者が一緒になって宴会をしている。話の流れとしては閉じ込められたという方が自然かなと思う。まぁそんなこと言い出したら狂言なんて矛盾だらけできりがないが・・・・。最後の追い込み。最後まで酒を飲もうとして粘る太郎冠者が酒飲みの習性という感じがして良かった。

無布施経:おなじみの狂言だが万蔵家のを観るのは初めて。自分が付けている記録にも記憶にもないので間違いなく初めて。観ていて何となく東西迷(とちはぐれ)を思い出した。住持が普通言葉にしない事を言葉にしてストーリーが展開していくというところが似ている。施主の装束が茶系に白アクセントに緑でシンプルで印象に残っている。住持の袈裟の大きさが出てきた時から気になった。いずれにしても人間のちょっとしたおろかさというのを表現している狂言で良い狂言だと思う。この狂言も別の家のものでは布施が仏前に置いてあるという事を想定して住持がお経をあげながら探すというのがあるが万蔵家ではなくお経が終わったあと渡されるという風になっていて渡すのを忘れる原因が他に客がいるという事にしている。まぁ本当に同じ狂言でも微妙に違う設定になってる。そこが狂言の魅力の一つだと思っている私です。

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