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狂言の秋?

私が狂言を観ていて狂言が終了したあとしばらくたってから拍手がおきるという現象が2回ほどあった。会場全体が狂言(もしくは演者)に引き込まれてそのまま演者が幕の中に消えてしばらくたってから誰かが拍手をしだしてつられて拍手する人がいるという現象。http://binsat.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/12/12-b09d.html本当にまれにそうゆう空間が生まれる事がある。(今だかつて全く拍手がおきなかった狂言というのは観た事がなが・・・。)まぁ演者・客・会場の雰囲気全てが整のわなければそうなる事はないのだが・・・・。(狂言を観た事のない人に補足。狂言も普通の劇と同じで通常は終了時に拍手はおきます。)

その2回のうちの1回が3年前に観た「東西迷(とちはぐれ)」この狂言は山本東次郎氏が復曲したもので過去に5回しか演じられていない。私が観たのは4回目の杉並能楽堂。今回6回目が今月の21日に国立能楽堂で演じられる。4回目の時とは間違いなく客の数・客層・空間・状況全てが違う。今から楽しみでしかたない。

この日は大蔵虎明没後350年記念として13世宗家虎明が江戸時代初期にまとめた虎明本(狂言最古の台本)の中に書かれている曲を茂山家・山本家・大蔵宗家の各家の狂言方が演じる。茂山家は「眉目吉(みめよし)」これも復曲狂言で2年前に亡くなった千之丞氏が演出されたもの。大蔵流宗家は「金津」を演じる。お話(解説)が大蔵流25世宗家の大蔵彌太郎氏。かなりすごい会だと思う。まぁ平日という事もありチケットがまだあるようだが・・・。

その前に明後日は横浜能楽堂で万蔵家の「止動方角」と「隠狸」を観る予定。うーん文化の秋だな。秋でなくても狂言は観ているが・・・・。

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