羊くんと踊ればの印象
11月13日。横浜能楽堂を出て向かったのは横浜駅。横浜能楽堂から横浜駅には徒歩で20分ぐらいかかる。電車では2分ぐらいだが今回は能楽堂の他に予定を入れていない事と本屋に寄りたかったので・・・。能楽堂の最寄りの駅桜木町には大きな書店がない為(多分ないもしかしたらあるかも知れないが私は知らない)。
今回、書店に行く理由はこの本を買いたかったから。
これは坂井希久子さんの書かれた小説で坂井さんの単行本が発刊されるのが2年4ヶ月ぶりかな?前回はコイカツというタイトルの本でこのブログでも簡単な感想などを書いているhttp://binsat.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/07/post-d641.htmlこの日のブログの最後に書いたこれからもこの作家の作品は読んで行く事になると思うと書いているが実はその通りになっていてこの作家の小説が掲載されている本は8割以上は多分読んでいると思う。
前回のコイカツはネットで注文して買った記憶があるが今回は書店で買いたいと思い都会の大きな書店なら置いてあるだろうと思い横浜駅へ行ってみる。で1番最初に見つけた本屋が横浜ボルタの中にある丸善。書店としてはそれほど広くなかったのだが置いてあった。新刊のコーナーではなく作家の五十音順で並んでいるところの棚に表紙が見えるように3冊ぐらい置いてある。それを購入。
それから今日で4日目。買って2日で読み終えている。今、コイカツをまた読み始めている。やはり4章が面白い。面白いというかおそらくこの作家でなければ描写できないものがあるという感じ。確か私の記憶(数年前で定かでない)では作家が所属しているSMクラブの女王様で女王様を辞めてこの物語の若葉の職業を目指すとお店の本人のコラムに書き込みをしていた方がいたような・・・。本当に4章であるような事が現実の世界であるのかもしれない。多分似たような事はあるんだろうなと思う私がいる。
なんにしてもこの本は面白いと思う。
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コメント
風変わりな趣味を持ちたくなる性格(笑)。
「羊くんと踊れば」面白いですね。
作家さんの素性も面白いみたいですし。
坂井さんご自身に関する記事を見つけました。
http://www.birthday-energy.co.jp
実はMっ気あるらしくて、でもそれを封印してS
をやってたり、なんてちょっと面白い分析ですね。
投稿: 精華 | 2011年12月12日 (月曜日) 23時29分