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10月9日横浜狂言堂の印象

今回の横浜狂言堂は野村万作家の狂言方によって行われる。今回は前回(6月12日)は万作氏が出演されていなかったが今回は「貰聟」の舅で出演する。

生の万作氏を観るのは何年ぶりだろうか?間違いなく人間国宝になってからは初めて。私にとって万作氏というのは「武悪」の主人のイメージが強い。もう7・8年それ以上前になるか万作氏が武悪の主人役の狂言がNHKで放送されそれをビデオで録画して何回も観ていたことがありそのイメージが強い。あの聞こえるか聞こえないかぐらいの声で太郎冠者を呼び出すとこから始まる武悪の印象が強い。今はビデオも家になくDVDしか見れなくなったため観ることができないし、他にもDVDはもっているのだがこれが印象から離れない。

貰聟:舅を万作氏。聟を高野氏。妻を中村修一氏。という配役。重鎮・中堅・新人といったところだろうか?普通の狂言でした。万作氏の第一声はやはり絞った声というか独特の声で始まっている。それからしり上がりに声を出している。

万作氏というのは芸術家というより職人という感じがする。現在存命している狂言方の人間国宝は万作氏以外に2人。二人とも当たり役というものがある。野村萬氏の場合大名をやらせれば風格があり存在感もある。一方の茂山千作氏は太郎冠者が当たり役で、太郎冠者として橋掛かりを歩いて出てくるだけで笑いが起きるという話もあるくらい。万作氏というのそうゆう意味での当たり役というのがないような気がする。確かに狐を何度もやったというすごい人だとは思うが・・・。風格・雰囲気というものを感じない。何でもそれなりの高いレベルでこなしてしまうという感じ。まぁそれが狂言という日常を表現する人にとっては一番良いという考え方もあると思うが・・・私はそれほど魅力を感じない。(あくまで個人的な感想ですので)

簸屑:太郎冠者を深田氏・主を竹山氏・次郎冠者を石田氏。主役は太郎冠者なのだが印象に残っているのは次郎冠者という狂言でした。ストーリ的なところもあり次郎冠者が印象に残っているところもあるがこのメンバーだと飛びぬけて石田氏が上手いような気がする。どうしてもそこに目が行ってしまう。楽しい狂言でした。

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