2011.09.11 横浜狂言堂の印象
感想を一言で言えば「ものすごい狂言でした」というところだろうか。
やっぱり山本家はすごい。他の家の狂言も好きだが、頭一つとびぬけている感じがするのは私だけだろうか?スピード・型の美しさ・声の力強さ(美しさ)どれをとってもすごい。本当に好みもあるだろうが今、現在は日本一の狂言だと思う。
粟田口:凛太郎と則孝の顔似すぎ。凛太郎は何年かぶりで観た気がするが・・・まだ子供だと思っていたらプロフィールを調べるともう16歳か・・・この狂言、表面だけ観ると何処にでもありそうな狂言だが最後の東次郎氏の解説を聞くと・・・。大名は80パーセントで粟田口が刀である事を知っていたという解釈。これは狂言を観ている流れの中では全く感じなかった。それだけ言葉の意味を流して聞いているで・・・。それでも解釈の仕方によってはそこは洒落だったとも考えても良いのでは・・・。いくらでも解釈できるのが狂言の良いところだとは思うが・・・流れの中で言葉の意味が分かっていないのは私の能力のなさでこれはどうしょうもない。でも面白い。狂言は深い。改めて感じました
柿山伏:山伏が出てくるもの、これを観るのは正面の上座の席が良いなと思った。私は今回も脇正面で場所が一番後ろの一番端(中正面より)で山伏が柿の木に登ると柱が邪魔で山伏の動きが見えない。何も考えないで脇正面が好きだといって脇正面の空いている席を取るのも考えもんだと思う私がいる。柿は甘さがありこの狂言が作られた時代には貴重品だった。という解説や、貝をもっていない山伏はあまり位が高くないというような解説があった。ちょっとひねりがある狂言で面白いと思った。
本当に実直で奇麗な狂言でした。
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