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5月9日横浜能楽堂 狂言の日

今日は山本家の狂言。先月の23日に則直氏が亡くなったばかり。

もともとこの狂言の会には則直氏が出る予定は組まれていなかったようだが・・・この狂言の会の最後に東次郎氏の話がありその冒頭に則直氏逝去の話をされる。リュウマチと肝臓癌を患っていた事話す。肝臓癌だけでも動きが鈍くなるはずなのにリューマチもあったとは・・・リューマチの痛みに耐えて狂言していたたは・・・やっぱり狂言方にはすごい人が多い。東次郎氏が最後に小舞を舞ったあと則直だったらこんな平坦に謡わない舞っている人がのっていくように強弱をつけて謡うというような事を口にした。確かに謡いの声は多きな声で滑らかだったよなと思いだす。今回は狂言よりこちらの方が印象に残っている。

1曲目 「禁野」 

  大名 山本泰太郎    男・甲 山本 則孝  男・乙 遠藤 博義

この狂言を観るのは初めて。この狂言は明治になって大蔵流では廃曲になったが東次郎家では継がれてきたとのこと。ストーリー的には廃曲になる要素が見当たらない。東次郎氏の解説では天皇の批判に当たるかもしれないという事で当時の政治情勢もあり廃曲にしたのではないかなと思われるとの事。和泉流では多分廃曲とかにはなっていない(実際に観た事はない本などによるとストーリーが違うらしい)確かに笑いは少ないが面白い狂言だと思う

 2曲目 「箕被」

 夫 山本東次郎    妻  山本則孝

この狂言を観るのも初めて。笑いがやはり少ない狂言で夫婦喧嘩などではわわしい女が結構出てくるがここに出てくる妻はわわしいという感じがなく、完璧に怒っていて怖いという感じでそれがこの狂言の見所なのかもしれないなと感じた。それでいて最後の連歌の時、夫への思いをつづる。解説では和泉流との比較などがあり楽しめた。

この狂言の日は色々な家が毎月出てくるが誰(狂言方の若い人・中堅・当主クラス)が解説をするかで全然違ってくる感じがする。

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