1月24日 狂言の会 ハゲマス会
13時30分頃会場の麻生区文化センターに着く。
この会はハゲマス会という会が主催している。この会には過去何回か来ている。始めの何回かは町田でやっていたがなんらかの事情で川崎市の新百合ヶ丘駅近くの麻生区文化センターでやるようになった。
客層は年配の方が多い。40歳以下の人と思われる人は1割いない感じ。で和服の方がかなり多い。和服でなくても結構きっちりした格好の人が多い。まぁこの客層は山本家の特徴といってもよいのだが・・・今回違ったのが変な香水だか化粧の匂いだか分からんが匂いが気になった。もっと気になったのが演技中に話をしている(しゃべっている)輩が結構いた。これは今まであんまり気になる事がなかったのだが・・・。
1曲目 佐渡狐 これは何回か観たことのある演目で今回は若い世代のみで演じている。若い世代といってももう全員20代後半か30代ぐらいになるのかな?声の大きさ、型がきれい。というのを感じた。
2曲目 樋の酒 これも何度か色々な家の物を観たことがあるが山本家の当主兄弟3人で演じるというのはあまり観た記憶がない。スピード感・型・千鳥足のスピード他の家ではマネできるものはいないというのを改めて感じた。言葉にスピードがあるわけではなく動きにスピードだある。でしっかり止まっている。これはこの家独特の動きでと思う。この年齢と言っては失礼だがでこのスピードはすごい3人とも・・・・。
3曲目 唐相撲 これを生で見るのは初めて。茂山家のDVDは何十回と見ているが。この狂言は先月観た東西迷(どちはぐれ)とは対象的で40人ぐらいの出演者が出てくるもの。ここ10年ぐらいで各家(萬蔵家・万作家・茂山家・山本家)で演じられている。まぁそれだけ狂言方が今充実しているという事だろうと思うが。この狂言に関しては思いっきり楽しい方がいいような気がする。確かに狂言には社会風刺や戒めなどがあるとは思うが。これに関しては茂山家の唐相撲の方が好き。楽しい。できる範囲というのは何なのか?演出する人間が考えることだと思う。アクロバットのような動きが悪いものとは感じない。
以上勝手に思うことを書かせてもらいました。
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