12月12日 復曲狂言 「東西迷」を観る会
12月12日杉並能楽堂に狂言を観に行く為出かける。この時期に関東に行くのに使うのは18切符。18切符で新宿まで行き地下鉄丸の内線で中野富士見町駅まで行き徒歩5分以内のところに杉並能楽堂はある。
まずは新宿に行き昼飯を食べる。今日は出かかる時間を少しゆっくりしてしまった為、それほど食事の時間がとれない為回転の速いと思われるチェーン店の中華食堂日高屋に入る。出注文したのがピリ辛とんこつネギラーメンと半チャーハンで5~6分で出てくる。
なぜか玉子がついている。まぁいいかこのての辛いスープにゆで卵を浸して食べると結構美味い。
玉子を割ってみるとなんと温泉玉子。少しがっくり。店の中を見てみると温泉玉子をサービスでつけているとの事。
ラーメンの味はそれなりに美味しい好みを言えばもう少し辛い方が好き。チャーハンはまぁ普通です。辛いラーメン食べているんでそっちの味の方が強くてよくわかりませんでした。白飯の方がよかったかなと思いながら食べる。ピリ辛とんこつネギラーメン540円。半チャーハン240円値段がリーズナブルでそれなりに美味しいといったところだろうか。
新宿を出て中野富士見町に向かう。杉並能楽堂に行くのは何年ぶりだろうか?2~3年ぶりだと思う。駅が新しくなっていている。駅から能楽堂に行くまでには結構店が多い。日曜日とかが休みの店がそれなりにあるのかな?なんか看板(メニューなど)が出ている店が多い感じがする。多分ここには日曜日しか来た事がなかった為、店があるのはわかっていたが意識する事なかった。中華ととんかつ屋が多いような気がする。
杉並能楽堂に着く。ここは狂言方山本東次郎氏の自宅の敷地の中にある能楽堂。詳しい事は杉並能楽堂のホームページを見てもらえばよいと思う。趣きのある能楽堂だ。
今日演じられるのは「東西迷」の1曲。この曲は独り狂言。一人で演じられる狂言で今現在演じられる事があるのは3曲との事。この東西迷(どちはぐれ)も狂言台本の中に書かれているだけで平成18年に山本東次郎氏が台本を手直しして復曲されて演じるまで上演された記録がないというもの。復曲以来今回で4回目の上演との事。
まぁ新鮮な狂言。ここで終わりかなという場面が何ヶ所かあるが続く。上演時間約35分一人でしゃべりぱなし。しゃべるというか普段あまり言葉にしない自分の気持ちを話続ける狂言。自分の心理を言葉にし続けている。道行と袈裟を着る時(多分1分もないぐらい)それ以外ほとんど声を出し続ける。すごいです。セリフが全て頭の中に入っているだけでもすごい。
久し振りに演者がいなくなってから拍手が起きるという狂言見せてもらいました。あそこまで拍手がなかったらそのままなしでもよかったのではないかなと思うほどの狂言。
その後、東次郎氏と今回の主催者が登場してのトーク。先代の東次郎は演じられなくなった狂言には演じられなくなった理由がある(ストーリーなどに)のだからそれはそれでいい無理に演じる事がないのではといって復曲などには積極的ではなかった事を話した。それはそれですごいと思う。一方現在の東次郎氏は復曲などにかなり積極的。
あとわかりやすいように狂言とは漫画のサザエさん的であり日常の事を物語りにするのであってけっしてゴルゴ13のような非日常で刺激てきな事は演じない。などの話などあり。
その他いろいろ面白くなるほどと思うような話あり。
ただ1曲の狂言を観る会というのもいいなというのが今回一番思ったこと。
それから前にフランスの青年とインドの方が座っていてその二人は知り合いではなく、しきりにインドの方が英語で話しかけていてそれをフランスの青年はほとんど分かっていないか分かっていないふりをしているのがインド人の個性とフランス人の個性が出ていて見ていて結構面白かった。
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