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10月24日 狂言 「鳳の会」

地下鉄丸の内駅を歩いて能楽堂へ向かう。夏とは違いそれなりに歩くのが気持ちいいがやはり階段がつらい。地下道内の階段がかなりきつい。これなんとかならないかと名古屋能楽堂に来るたびに思ってしまう。今回も20分以上かかって能楽堂に到着。

今日の狂言は「鳳の会」というもので名古屋の共同社と名古屋女子大学の林教授が主催するもので狂言についての解説などが充実している感じの会。記憶にあるだけだ過去に2回ほど観に行っている。今回が52回目の会とのこと。

狂言が始まる前に林教授が今回演じられる伊文字と菊の花と釣針の解説をされる。正直な話解説は先にされるより観終わった後の方が好きなのだが・・・演目解説は入場の時に配られるものに書いてある訳で・・・しかも書いてある事そまま。やるならもっと膨らめた話を・・・これが客の入りに関係しているかどうか分からないが能楽堂の半分の席も埋まってない感じの入り。で次回1月の会で鳳の会最終公演になるという話大きな理由に井上菊次郎氏が4月に倒れ現在療養リハビリ中で復帰までに時間がかかる事を話される。この話は狂言を観た後でいい話ではないかなと思うのは私だけかなと思っていたが狂言が終わり分かったこれは解説の時点で話をしておいた方が良いという事が。名古屋の客は狂言が終わると帰ってしまう狂言終了後に演者と語ろうという企画があっても3分の1程度の人がどんどん帰ってしまう。公演終了予定時間は16時30分で狂言が終わったのは16時程度しっかり演者と語ろうというのは時間の中に納まっていている訳でそんなに急いで帰らなければならない人がそんなにいるとは思えないが・・・。この辺が横浜能楽堂と違うところ山本東次郎氏が狂言終了後に解説や質問を受け付けるなんて事になれば帰る客は本当に用事のある客しかいない。その辺が違うね。

伊文字ーこれは過去に山本家がやったものを観た記録がある。記憶ではなく記録である。何年も前の話で記憶にはあまり残っていない。(記憶にないのは9月の横浜能楽堂で風邪薬と酒で寝ていて記憶にないというのが分かる。昔観ていたわけではない)一人が二役をやる狂言というのは珍しいし内容も狂言らしくばからしい。装束なども古典的なものしか使っておらず格式を感じた。この共同社は装束は古典的なものしか使っていないのかも知れない。

菊の花ーこれを観るのは初めて。ほぼ太郎冠者の一人舞台で面白い。記憶に残る作品大蔵流では茫々頭(ぼうぼうがしら)という狂言で共同社の持つ雲形本でも茫々頭で表記されているとのことでも菊の花というほうが狂言の内容を考えてもしゃれているかなという気がする。

釣針ーこれはテレビで観たことがある。その時観たものと多少段取りや内容が違うような気がするがよくあることなので気にもならなかったが腰元が子供たちがやっていたのはいいなと思った。

その後行われた共演者と語ろうQ&Aでは狂言で使う小物の仕入れが大変。黄色の足袋を扱っているところがなくなり自分で染めているとか。座頭物や障害者を扱った狂言が中世の考え方と現在の考え方が違っているため演じられなくなったもの。同じ狂言でも中世の時には違う考え方で演じられていたものが現在では名作とされているもの「川上」や「月見座頭」などや差別用語を使った狂言の表現の仕方が柔らかくなって来ている事でも伝統は守る方がよいという林教授の解釈などたった30分だったが中身が濃い話になる。

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