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コイカツという本

昨日から今日にかけて坂井希久子さんが書かれた「恋活」という本を読んだ。

かなり面白いと思う。私の趣味の中に電車の中での読書というのがありこのコイカツもその読書のために購入したのだが装丁が派手で1番上のカバーをはずしてもこんな感じで20090729_008

40歳すぎのおっさんが読んでいるのを見られると「この人どんな本読んでんだろ」と思われるような気がしてあきらめ家で読み始めた。

この小説を書かれた作家さんはオール讀物新人賞を取った方でその作品はオール讀物の昨年11月号で読んでいる。この本にもその作品は掲載されている。この作品「虫のいどころ」は本当に面白いと思う。寄生虫と花粉症を結びつけるところが普通の人のには発想として出でこない気がする。

この本は短編が4作品納められている。1作目の「かげろう稲妻水の月」はマニアックな作品で今現在なぜこの題名なのか分からない。もう1回ぐらい読み直せば分かるのかもしれないが・・・(読み直しても私には分からない事判明。かげろう稲妻水の月というのが「形は見えてもとらえることのできないもののたとえ。 」というのを知らなかった。一般常識がないもの困ったもんだ情けない)私ならそのまま「フェチ教授と女子大生」と題名をつけてしまうが。2作目が「チャット・ガール」よくありそうなストーリーだと思います。普通に読める作品だと思います。素っ裸の王様はちょっと奇想天外な作品で面白いと思います。4作目は「虫のいどころ」でよくできている作品だと思う。

この作家さんを初めて知ったのはネット上でSMの女王様がオール讀物の新人賞を取ったという記事だ。興味を持ってこの作家さんの小説を読むようになる。読んでいるとこの人にしかない独特のものがある小説があり面白いものがある。ごく普通というものもあるが・・・。基本的に面白いものが多い。これからもこの作家の作品は読んでいくことになると思う。

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コメント

ご紹介ありがとうございます。
作者本人が書きこみをするのもどうかと思いますが、お礼を言いたかったので。
今後、普通じゃん、という作品がないよう精進いたします。
末永くお付き合いいただけたら、これ幸い。

投稿: kiku | 2009年7月31日 (金曜日) 01時40分

コメント ありがとうございます。
普通の作品がない作家さんなんていない。
もしいるとすれば読者がその作家の信者になっているだけの話。普通の作品は大切だと思います。
前田守一さんというもう亡くなってしまった版画家が僕は職人ではない技術を極めるのは職人さんの仕事で僕の仕事は違うところにあると言っていたのを思い出しました。

投稿: ビンサト | 2009年7月31日 (金曜日) 19時16分

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