白夜月蝕の少女航海紀 ポンコツ馬鹿が観劇すると
昨日、白夜月蝕の少女航海紀を観劇。高取英さんの処女作で何度も上演されてきている作品との事。
何回も上演されてきている作品との事で多分調べればストーリー他色々な情報が得られるとは思うが今回はほとんど情報をいれずに観劇。
無い頭で色々な事考えながら観てました。70年代・メッセージ性・反政府・現在はどうだ・高取英とは何者だ?この時代若い頃から観てきた狂言の世界はどんなんだったけ?狂言方の家に生まれ幼い頃から修行してきたが狂言では生計していくのは難しいと判断し信用金庫に就職するという時代(今やその人が人間国宝だもんね。本当に世の中何が起きるかわからない)新作の狂言は私の知る限りつくられていない。この作品はどれくらい先まで演じられるのだろうか?とりあえず100年続けば・・・古典と呼べる・・わけないよな。本当にどうでもいいような事を考え頭の中がごちゃごちゃになり、観劇中なぜかそんなに暑くも無いのに汗だくになり・・・もしかしたらこれ冷や汗・・・体のあっちこっち痛いし・・・最近体調があまりよくまいし・・・やばいかな?・・出た方がいいかな?・・・もう少し様子みようという感じでいて観劇していて・・結果的には何でもなく外に出てみると寒さで気持ちよく・・・本当にポンコツで情けない。こんな事もあり集中できなくで・・・
でも色々あったけど全体的に面白かったし役者さんそれぞれが生き生きして輝いているように見えた。スターの輝きではないそれぞれの輝きという感じ月並な表現しかできませんが楽しそうでしたね・・・頭で考えるより役者が輝いて劇が面白ければそれが一番じゃないかな1日たって思っているバカ。それ劇場で感じろやって話しだわ。本当に嫌になっちゃうわ。
もう一つ言えばこの作品はもう一回観てみたい。もっと面白い形で・・・まぁ無理だと思うが・・・2002年8月11日横浜能楽堂のような事・・・当時私は絶対無理だろうと思いつつ今後どいった公演を観たいかというアンケートには常に「同じ演目の狂言を違う家でどう違うか見比べてみたい。無理だとは思うが一緒の狂言の会で同じ狂言を違う家が演じるのを観てみたい」と書いていた。「狂言・再発見」という企画で現実のものとなった。能楽が始まって600年といわれている。その歴史の中で多分初めての事だたと思う。しかも茂山家・又三郎家・山本家の3家が続けて同じ演目を演じた演目は「無布施経」これが現実となるのだから何が起きてもおかしくはない。まぁ無理だと思うけど・・・。